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水道水の水質に関するQ&A

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お客さまからよくいただくお問い合わせにお答えします。

Q 塩素(カルキ)臭がする

A 水道水には、消毒のために塩素が注入されています。
これがないと、水道水が病原性の微生物に汚染されるおそれがあります。
水道法でも、水道水中の遊離残留塩素を1リットルあたり0.1ミリグラム以上保持することが義務付けられています。
この塩素濃度は、適正かつ過剰でない濃度になるように注入されています。
塩素の臭いは、水道水が細菌の存在しない安全な水であることを示しています。

Q 白い水がでる(コップ等に水をいれておくと、時間と共に低部から消失する場合)

A 水道水を蛇口から勢いよく出すと内部が負圧となり、蛇口の上部から空気を吸い込み、それが気泡となって白濁したり、水圧により水道水中に溶けていた空気が開栓により大気圧に開放されて細かい気泡となって白濁することがあります。水圧の高い地域は、白濁が発生することが多いようです。

Q 白い水がでる(コップ等に水をいれておいても消失しない場合)

A 浄水場で薬品処理をおこなっているアルミニウムが長時間配水管内に蓄積されて水道水に白く色をつけることがあります。
長時間置いておいても白濁が取れない場合は水道課に連絡してください。
また、連絡の時は白濁した水は捨てないで下さい。

Q 赤い水がでる

A 水道管の継ぎ手に鉄(鋼管)を使用している場合、腐食により給水管壁に鉄サビなどが付着します。
これが、管内の長時間の停滞と変化により剥離し、赤水となります。
また、漏水事故など、配水管内の急激な流速変化により発生することがあります。
しばらくの間、水道水を出したままで様子を見てください。
それでも水がきれいにならない場合は、水道課に連絡して下さい。

Q やかんや加湿器、蒸発皿などに白い異物がのこる

A 水道水中には、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル分が含まれています。
これらは水が蒸発すると後に残るため、水の蒸発、乾燥が繰り返される部分では、白い異物となって付着します。

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