火山・噴火

2015年10月6日

1.樽前山

 

 樽前山は活動的な火山で、過去にも大規模な噴火を起こしています。再び規模の大きな噴火が起こる危険性もありますが、

 それを抑止することが出来ません。
 いざという時の被害を軽減するためには、火山災害について正しく認識して、日頃に備えを図り、地域での防災活動に連携

 することが大切です。

 

 

(1) 風向きによる噴煙の向き

 

  噴火時の影響範囲1  噴火時の影響範囲2  噴火時の影響範囲3

 

 

(2) もし噴火が始まったら


  ハザードマップ ハザードマップ

 

 

 

(3) 樽前山噴火の記録 


 樽前山は、白老町の北東部にあり、風不死岳・恵庭岳とともに支笏カルデラの形成後(約3万年前)に噴火した火山で、

 その中でも樽前山は最も新しく形成(約3000年前)された火山です。
 約3000年前の大噴火のあと2千数百万年間休止し、1667年に再び活動を開始しました。

 明治42年(1909年)の大爆発により現在の溶岩円頂丘(ドーム)が形成され、その後も活動を断続しつつ現在に至って

 います。

 

 

(4) 樽前山の噴火史 

 

活動時期 噴火の規模 噴火の概要

 3000年前

   
 1667年(寛文7年) 大噴火  火砕流が山麓に流下した。降灰は苫小牧で1~2m、十勝平野から道東まで達した。
 1739年(元文4年) 大噴火

 火砕流が山麓に流下し、山頂カルデラが形成される。降灰は千歳付近で50~100cm、

 大雪山系に達した。

 1804年~1817年

 文化年間

中噴火

 火山灰が噴出し、シシャモナイ川に火砕流が流下した。また外輪山・中央火口丘が

 形成された(正確な噴火年月日は不明)

 1867年(慶応3年)

中噴火  白老方面に降灰があった。古期溶岩ドームが形成された。
 1874年(明治7年) 中噴火  南方に降灰があった。古期溶岩ドームが破壊された。

 1883~1887年

 (明治16~20年)

小噴火  山麓部に降灰があった。
 1894年(明治27年) 小噴火  
 1909年(明治42年) 中噴火  岩塊や火山灰を噴出した。火山灰は山麓に達し、現在の溶岩ドームが形成された。

 1917~1936年

 (大正6年~昭和11年)

小噴火

 この期間に時々噴火した。降灰は山麓部に達した。

 1944~1955年

 (昭和19~30年)

小噴火  この時期に時々噴火した。山頂付近に降灰があった。

 1978~1981年

 (昭和53~56年)

小噴火  この時期に時々噴火した。山頂付近に微量の降灰があった。

 

 

(5)噴火警戒レベル(平成19年12月1日運用開始)

 

   樽前山の噴火警戒レベル ~火山災害から身を守るために~(438KBytes)

 

 

 

2.俱多楽

 

 (1)概要

 

  倶多楽火山は玄武岩~安山岩質(SiO2量は50.0~75.1 wt.%)の成層火山体。約8~4.5万年前までの期間に複数の火口で

  火砕流を伴う大規模な噴火が繰り返され、約4万年前までの活動により直径3kmの円形のカルデラを生じた。


  登別火山は倶多楽火山の西麓にある後カルデラ火山。地獄谷・大湯沼は水蒸気噴火による爆裂火口群。

  日和山はデイサイトの溶岩ドーム。日和山や爆裂火口内では噴気・熱水活動が続いている。

 

 

 (2)噴火活動史

 

  各火山について、地質学的な研究によってわかっている過去1 万年の火山活動史を記載した。また、過去1 万年間の噴火

  活動と有史以降の火山活動とに分けて記載した。

 

   【過去1万年間の噴火活動】

 

     約1万5千年前に西麓で始まった火山活動により日和山溶岩ドームが形成された後、約8000年前以降は水蒸気噴火を

     繰り返し、大湯沼・地獄谷が形成された。

     最新の噴火は日和山-大湯沼-裏地獄火口列で発生し、この活動による堆積物が1663年の有珠山噴火に伴う火山灰

     を覆っていることから、約200年前の活動と推定される。

 

 

   【倶多楽 有史以降の火山活動】

     

     記録に残る火山活動はない。

 

 

 (3)噴火警戒レベル(平成27年10月1日運用開始)

 

    俱多楽の噴火警戒レベル ~火山災害から身を守るために~(1.06MBytes)

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