すこやかnews vol.4

2019年6月11日

6月テンプレートVol.4

 

~毎年6月は食育をすすめる『食育月間』です!!~

 

 

 「食育」。 一度は耳にしたことがあるかと思いますが、言葉の意味はご存知ですか?

 

食育とは、生きる上の基本で、知育・徳育・体育の基礎となるものです。

様々な経験を通じて「食」に関する知識と選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることでもあり

ます。

 

つまり、食育は子どもから高齢者までつづく生涯教育です。

 

 

 

 

 

 いま図書館では、食育展示をしています!    6月4日(火)~6月20日(木)まで      

 

現在、白老町では、「第2次白老町食育推進計画」(H30.3)をもとに、食育に取り組んでいます。

毎年6月は国で定められた食育をすすめる食育月間です。

 

白老町では、食育の普及啓発だけではなく、ひろく町民のみなさんが「食」について学ぶ機会となるよう、図書館で食育の本の

展示を行っています。 

 

 

今年のテーマは「フレイル」   幅広い視点から楽しんで学べる本を紹介しています。 

 

 

 フレイルとは… 年をとって、心身ともに弱くなった状態のことを指します。

 

加齢に伴う活動量の低下、転倒、骨折、認知症の発症がリスクを高めフレイルに陥りやすくなってしまいます。

フレイルになってしまうまでには、様々な要因があります。

今回は、フレイルのメカニズムをめくって知る展示で学ぶことができ、フレイルの危険度をチェックできるシートを始めとした、

フレイルに関するリーフレットの配布も行っています。

 

また、フレイルには、 サルコペニアと 低栄養 が大きな問題となります。

 

サルコペニアについては前回のすこやかnewsで紹介しましたが、今回の展示では、低栄養の危険性についても触れて

います。

 

低栄養の状態が続くと、認知症のリスクや転倒・骨折のリスクを高め、フレイルに陥りやすくなり、命の危険が高まってしまい

ます。

メタボじゃなかったら良いわけではないのです。

低栄養。これも、これからは考えていかなくてはいけません。

やせることを理想に思う人も少なくありませんが、肥満でもなく、低栄養の傾向でもない普通が健康でいるためのポイントといえ

ます。

 

 

日本肥満学会による肥満度の判定基準に基づき、肥満度を表す体格指数であるBMIは、健診などでも18.5以上25未満は

普通体重とされていますが、低栄養傾向をみる基準は、BMIが20以下とされています。

BMIが、25以上ある方に加え、18.5未満、18.5~20に当てはまる方々も、血液検査データと照らし合わせながら、一度、生活

習慣を見直してみることが大切です。

 

 

BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) × 身長(m)

 

 

肥満度基準表

 

 

配布しているリーフレットには、実際にBMIを計算してみることができるシートもご用意しているので、今のBMIを確認して、この

機会に、自らの健康を見直してみませんか?

ぜひこの機会に図書館に足を運び、フレイル予防のための食育を実践してみてください。

 

また、今回は、いきいき4・6、白老コミュニティーセンターでもフレイルについての展示を行います!!

こちらにお越しの際も、ぜひお立ち寄りください♪♪

 

 【 いきいき4・6     6月24日(月)~6月28日(金)

      白老コミュニティーセンター   6月25日(火)~6月28日(金) 】

 

 

※図書館は月曜日休館です。

 

図書館展示(左)   図書館展示(右)
 ↑めくってわかるフレイル         ↑実際にBMIを計算して、体格指数を知ることができます!

                    

 

                              

お問い合わせ

健康福祉課
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電話:0144-82-5541