すこやかnews vol.5

2019年11月21日

11月テンプレートVol.5

 

~ 糖尿病×フレイルの展示 & 11月7日出前講座 ~

 

 

 11月1日より、いきいき4・6では、フレイルと糖尿病に関する展示・資料配布を行っています。

全国でも、世界糖尿病デー(11月14日)を含む1週間を全国糖尿病週間としており、日本糖尿病協会で毎年テーマを決め、

それをもとに啓発・普及活動を進めていますが、今年は、『フレイル・サルコペニア』です。

 

 いきいき4・6の展示の中でも、今まで、サルコペニアやフレイルの展示を行ってきましたが、筋力の低下と生活習慣病は

密接な関係にあります。

 

今回のテーマの糖尿病でいうと、コントロールが悪いとフレイルになりやすいという報告があります。また、すでにフレイル

なっている状態だと、血糖コントロールが悪化しやすく、低血糖になりやすいという報告があります。そのため、フレイル

ついての早めの評価と予防が大切になります。

 いきいき4・6の配布資料でもフレイルのチェックができるシートもご用意しています。

 

 

 また、糖尿病の目標は、『合併症予防のためにHbA1cを7.0%未満に予防しましょう』というのが一般的でした。しかし最近

では、すべての糖尿病のに当てはまることではなく、日本糖尿病学会で高齢者の糖尿病患者に対する治療目標

が発表され、高齢者糖尿病治療ガイド2018にも掲載されています。

 

 

 

【血糖コントロール目標】

血糖コントロール目標

 

 

 

【高齢者糖尿病血糖コントロール目標】

高齢者糖尿病血糖コントロール目標

 

 

 糖尿病とフレイルを考える上でも外せないのが食事であり、食事に含まれている栄養を知って自身でコントロールする

重要性はとても大切なことです。

 フレイルを予防するために大変重要なのが筋力の維持です。糖尿病の人でもカロリーや糖分をしっかりと管理しつつも、

しっかりとたんぱく質を摂取することが大切です。

 

 現在、白老町の生活習慣病の指導における食事指導においては4つの食品群の資料を使用し、指導を行なっていますが、

資料に使用している量の目安は、牛乳、卵、野菜等一部を除き、おおよそ80kcal(糖尿病食品交換表の1単位分)の倍数

なっています。

 

4つの食品群

 

 糖尿病の食品交換表は、独自の6つの食品グループに分かれており、4つの食品群の分け方とは異なりますが、糖尿病

交換表1単位にどれだけ糖質が含まれているのかを知り、自身でもコントロールできるようにします。

 80kcalを1単位として考えるのは変わらないので、どちらの食品のグループ分けでも指導が可能です。

 

 先日、フロンティアにて出前講座を行いましたが、その際にも4つの食品群で食品をグループ分けし、参加者個々の食べ方

を独自で見直しをしてみました。

 

フロンティア1

 

 皆様積極的に参加してくださいました。ご参加の皆様、ありがとうございました。

4つの食品群の資料も、いきいき4・6でご用意しておりますので、興味のある方は、いきいき4・6にお立ち寄りの際に

ご自由にお持ちください。

お問い合わせ

健康福祉課
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電話:0144-82-5541
ファクシミリ:0144-82-5561