4月16日(土曜日)に白老町内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生し、24時間体制で防疫措置を行い、4月27日(水曜日)に完了いたしました。
概要や処分状況は下記のとおりとなっており、今後は消毒作業を実施し、5月中旬頃に制限区域を含めた防疫措置を終了させる予定です。
概要
発生日
令和4年4月16日(土曜日)
発生地
白老町内の養鶏場(約52万羽)
経緯
4月15日、死亡羽数が増加しているとの連絡が道に入り、道は養鶏場にて簡易検査を実施した結果、陽性反応が検出されたことから、翌日に遺伝子検査を行い高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることが判明しました。
処分状況
月日 | 処分数(累計) | 進捗率 | 備考 |
---|---|---|---|
4月16日(土曜日) | 78,873羽 | 15.2% | なし |
4月17日(日曜日) | 237,253羽 | 45.8% | なし |
4月18日(月曜日) | 341,097羽 | 65.8% | なし |
4月19日(火曜日) | 398,406羽 | 76.9% | なし |
4月20日(水曜日) | 449,216羽 | 86.7% | ※作業中断あり |
4月21日(木曜日) | 449,216羽 | 86.7% | ※作業中断あり |
4月22日(金曜日) | 496,961羽 | 95.9% | なし |
4月23日(土曜日) | 517,937羽 | 100% | なし |
4月24日(日曜日) | 517,937羽 | 100% | ※9時 処分終了 |
鶏肉・鶏卵の安全性について
鳥インフルエンザについて鶏肉・鶏卵の安全性に関する食品安全委員会の考え方
鶏肉・鶏卵は「安全」と考えます。
我が国の現状においては、以下の理由から、鶏肉や鶏卵を食べることにより、鳥インフルエンザ(ウイルス)がヒトに感染する可能性はないと考えています。
- ウイルスがヒトの細胞に入り込むための受容体は鳥の受容体とは異なること
- ウイルスは酸に弱く、胃酸で不活化されると考えられること
なお、食中毒予防の観点から、鶏肉を食べる場合は、生で食べることはひかえ、中心部までよく加熱する等十分注意してください。
北海道胆振総合振興局と白老町では、鶏卵と鶏肉の安全性について、啓発POP(ポップ)を作成しました。
白老のたまご・鶏肉は安全です
鳥インフルエンザが発生した場合でも、感染が確認された鶏のたまごやお肉が市場に出回ることはありませんので、安心してお召し上がりください。
- ※法律等に基づき、
- 発生農場の鶏や卵は出荷されません。
- 鶏卵は、衛生管理計画に従い、洗卵などの衛生管理が行われています。
- 鶏肉は、疾病や異常がないか検査し、合格したものだけが市場に流通しています。
情報発信
鶏肉・鶏卵の安全性については、北海道胆振総合振興局ホームページや北海道庁YouTubeチャンネルからも情報発信されておりますので、ご覧ください。
町内関連店舗の営業について
詳しくは、「白老たまごの里 マザーズ」よりご確認ください。