1 位置・地形・気候

 

 白老とは、アイヌ語で「虻(あぶ)の多いところ」と言う意味の言葉「シラウオイ」からきたと言われています。

 白老町は、北海道の南西部、胆振総合振興局管内のほぼ中央に位置し、南は太平洋 、西は登別市、北は千歳市と伊達市大滝区

 (旧大滝村)、東は別々川をはさんで苫小牧市 と隣接しています。 

 

  

 

 

 町の面積はおよそ425.64平方キロメートル。東西に細長く伸びています。その面積の約75%を森林が占め、海、川、山、森と

 様々な自然にあふれたのどかな街です。


 白老の気候は穏やかで、夏は涼しく冬の積雪もあまり多くありません。 

 春と秋には豊富な自然が織りなす豊かな風景を楽しめ、四季折々の様々な表情を楽しむことができます。

 

     桜満開の春の仙台藩陣屋跡             湖面に映える夏のポロト湖畔 

 

    紅葉が美しい秋の四季彩街道               結氷した冬のポロト湖

 

 

2 自然・景勝

 

(1)クッタラ湖

 

白老は様々な景勝地に溢れています。国内屈指の透明度を誇る「クッタラ(倶多楽)

湖」は、約4万年前にクッタラ火山山頂部の陥没によってできたカルデラ湖といわれて

おり、きれいな円形をしています。

 

クッタラ湖は支笏洞爺国立公園特別区域内にあり、クッタラ湖自体は白老町にありま

すが、ルートとしては登別側から行くことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(2)アヨロ海岸

 

虎杖浜地域には縄文時代の遺跡が多く、古代より多くの人々が生活した「アヨロ

台地」と「アヨロ海岸」があります。

 

付近はオソルコツ(神様が尻餅をついた跡)やアフンルパロ(あの世への入口)など、

アイヌ語の地名や伝説が多く風景だけではなく文化的にも大変貴重な地域です。

 

夕日を眺めたり、フィッシングを楽しんだりと、いろいろな目的で多くの人が訪れて

います。


 

(3)萩の里自然公園

 

白老のちょうど真ん中に位置する「萩の里自然公園」には、樽前山や太平洋を一望

できる展望デッキや、通称「ケネルハウス」と呼ばれるセンターハウスがあり、自然

散策やウォーキングを楽しむことができます。

 


 
 

(4)ポロトの森

 

そして東側には、ポロト湖とポロトの森があります。

 

湖畔では夏はサイクリングやカヌー、冬はワカサギ釣りやスケートなど、季節によって

さまざまな楽しみ方ができます。

 

また、ポロトの森はキャンプ場やウォーキングコースとしても人気です。



 

  

 

 3 特産品

 

白老町には、豊かな自然が生んだ様々な特産品があります。

 

 (1)白老牛

 

近年全国的にも高い評価を頂いている白老牛は、平成18年に「白老牛」として商標

登録され、地域ブランドとして全国展開を図り様々な商品開発を行っています。

 

平成20年7月に開催された「北海道洞爺湖サミット」において、白老牛が日米首脳会談

後の晩餐会でも供され、各国の首脳から高い評価を得ました。
 

上質な肉質は霜降りもバランスが良く、最高の黒毛和牛です。


 

 

(2)虎杖浜たらこ

 

有名ブランドとしては白老牛に並ぶ「虎杖浜たらこ」もあります。
大正時代から虎杖浜地域でつくられてきたたらこで、冬の前浜でとれたスケトウダラ
を新鮮なうちに加工し、きめ細やかな質感ある粒々は、確かな品質が認められ贈
答品としても親しまれています。

 

※「虎杖浜たらこ」は、胆振水産加工業協同組合の地域団体商標です。

 

この他にも、椎茸、卵、毛ガニ、マグロや昆布など、白老では様々な特産物が生産され

ています。

 

  

 

 

 

(3)競走馬

 

また、白老は競争馬の生産地としても有名です。

 

これまで様々なレースで入賞経験のある競走馬を数多く輩出しています。

また、各競馬場で数々のレースで活躍した名馬が、のんびり余生をファームで送って

おり、その姿を一目見ようと多くの人が訪れています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4 観光施設

 

(1)ウポポイ

 

2020年7月12日、白老町ポロト湖畔に先住民族であるアイヌの文化振興等に関するナショナルセンターとしてウポポイ(民族共生象徴

空間)がオープンしました。

 

ウポポイの主な施設としては、先住民族アイヌを主題とした日本初の国立博物館である「国立アイヌ民族博物館」、体験型フィールド

ミュージアムとして、古式舞踊の公演や多様な体験プログラムを通じてアイヌ文化を体感できる

「国立民族共生公園」、またポロト湖東側の高台にはアイヌの方々による尊厳ある慰霊を実現するための施設があります。
 

 

 

 

 

(2)仙台藩白老元陣屋資料館

 

もう一つ、白老町の歴史を学ぶ施設として、「仙台藩白老元陣屋資料館」があります。
幕末の安政3(1856)年、幕府の命令により仙台藩が築いた北方警備の拠点で陣屋跡とともに武士たちの労苦を学ぶことができます。

 

 

 

 

 

(3)白老の温泉

 

白老には100本近い泉源があり、特に虎杖浜温泉付近には多くの宿泊施設があり、

温泉を楽しむと同時に白老の特産品を味わうことができます。

 

多くの施設では太平洋を望みながらの日帰り入浴も可能で、パークゴルフやウォー

キングで汗を流した後、温泉でゆっくりと疲れを癒す方も多いです。