トップ記事登別市・白老町 令和12年度以降のごみ処理施設の在りかたについて

登別市・白老町 令和12年度以降のごみ処理施設の在りかたについて

更新

町の方針を決定しました

町では、令和12年度以降のごみ処理施設の在りかたについて登別市とともに検討を進めておりましたが、クリンクルセンターを令和21年度(2039年)まで40年間稼働(再延命化)させることを決定しました。

町の方針

登別市・白老町 令和12年度以降のごみ処理施設の在りかたについて

これまでの検討について

クリンクルセンターは、登別市と白老町との1市1町の広域処理により、平成12年(2000年)4月に運転を開始し、計画的に延命化対策を行いながら、令和12年(2030年)3月までの30年間稼働することとしています。
両市町では、その30年を過ぎる令和12年(2030年)4月以降のごみ処理施設の在りかたについて、「さらなる延命化(再延命化)」か「新たな施設を建設(新設)」かの検討を進めてきました。
また、ごみ処理施設の再延命化または新設のどちらを選択する場合でも、ごみの減量化が必要であることから、共通の検討事項として燃やせるごみの多くを占める「生ごみ」「紙ごみ」「プラスチックごみ」の新たな分別の可能性についても検討を行いました。

方針策定の経過

白老町環境審議会及びパブリックコメントを実施しましたが、それぞれの立場から質問や意見が出され、これらを踏まえて白老町環境審議会では「提示された案について適当である」との答申を受けました。

再延命化が妥当との結論に

これらを踏まえ、両市町は最終的な検討を行い、令和12年度以降のごみ処理施設の在りかたについては、原案のとおり、クリンクルセンターを令和21年度(2039年)まで稼働させる再延命化が妥当であるとの結論に至りました。
また、ごみの分別についても、「生ごみ」の分別は見送ること、「紙ごみ」は、町内会等で取り組んでいる資源回収の強化や公共施設等での拠点回収の実施を検討すること、「プラスチックごみ」については、時期は未定だが、将来的に分別収集を導入することなど、原案のとおり決定しました。

ごみの減量化

クリンクルセンターを令和21年度(2039年)まで稼働することを決定しましたが、更なる将来を見据えた場合、ごみの減量化については、町民の意識を高め、取り組んでいく必要があります。
町では、生ごみの減量化につながる「家庭向け電動生ごみ処理機や生ごみ堆肥化容器(コンポスト)の購入に対する支援」や紙ごみの減量化につながる「無料で紙ごみを持ち込める回収拠点の設置」を行い、体制強化を行う予定です。
ごみは、町民一人ひとりのちょっとした取組で、減量化することができます。将来の白老に向けて、皆さん、一緒に取り組んでいきましょう。

カテゴリー