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アイヌの食文化

今の日本では、お金を出しさえすれば、世界中のどんな食べ物でも手に入れることができます。
しかし私たちの置かれた環境に感謝し、そこから得られる糧に満足して生きてきたアイヌの人々の暮らしと、
今の暮らしを比べると、アイヌの人々の暮らしのほうがずっと豊かであったのではないかと思えます。
ここでは、アイヌの人々の食文化をご紹介したいと思います。

アイヌの食文化

アイヌの食文化 アイヌの食の紹介
ポロトコタン内アイヌ民族博物館のご案内  

アイヌの食文化

カムイノミ

アイヌの人たちの食文化

アイヌの人たちには、主食にあたるものはありません。
一汁一菜といえば、和食であれば汁物・おかず1品にご飯ですが、アイヌ料理では、そのまま汁物1品とおかず1品のことを指します。お米は日常食ではなく、儀式の際に大量に使われるおさけを作るための大切な材料として利用されていました。

神(カムイ)の自然と生きる生活

アイヌの伝統の踊り

アイヌの人たちは自然のすべてのものを、神(カムイ)としてあがめ、日々信仰の中に生きてきました、したがって儀式に欠かせないお酒は大変貴重なものでした。
その原料となる米も大変大切にされ、普段の食を満たすために使われることはほどんどありませんでした。

食事の回数は1日に2~3回、で季節や労働の内容によって変わることもありました。

アイヌの人たちにとって、大地は神(カムイ)の肌であり、大地にはえている草や木は神の衣服にあたります。
むやみやたらと木を切り倒したり、大地をけずって畑を耕すということはしませんでした。
農耕をおこなわなくとも、ふんだんにある自然の木の実や植物を自分たちが必要な分採取し、食していたのではないかと思われます。


ポロトコタン内のアイヌの人々が住んだ住居チセ

厳しい北海道の自然の中で生き抜く食の知恵

厳しい北海道の気候のなかで生活していたアイヌの人々は寒さに大変強い民族だといわれています。
冬の期間、ビタミンなどの補給に必要な植物の補給ができません。
そのためアイヌの人々は、タラなどの魚の肝臓から「魚油」をとり、保存食として利用していたようです。
「魚油」はビタミンを大量に含む優れた栄養食品であり、植物が採れない期間、利用されていたようです。

その他に、ビタミンが豊富ですぐに熱に変わる脂肪をたくさんとっていたこと、
細ンしておいた山菜をふんだんに使っていたこと、そして何よりも、食事は大変うす味で、減塩食だったことがきびしい冬も元気に過ごせた理由だといわれています。

アイヌの食の紹介

チェプオハウ(魚汁)

オハウ

アイヌの人たちには、私たちのご飯やパンのような
「主食」にあたるものはありません。

一汁一菜といえば、和食であれば汁物・おかず1品にご飯ですが、アイヌ料理では、そのまま汁物1品とおかず1品のことを指します。

お米は日常食ではなく、儀式の際に大量に使われるお酒を作るための大切な材料として利用されていました。


ぎょうじゃにんにく

プクサ(ぎょうじゃにんにく)

アイヌの言葉で「プクサ」と言います。大変香りの強い山菜です。4月末から5月にかけて採取され、葉と茎に分けて細かくきざんで乾燥保存されます。

肉料理、汁の実、炒めもの、卵とじ、煮付けなど、どんな料理にもあう、万能の滋養強壮山菜です。

トゥレプ(おおばゆり)

おおばゆり

6月から7月にかけて葉の根本が赤みを帯びて充分赤みが入ったのを確かめて採取に出かけます。

トゥレプは数ある山菜の中でも特に良質なでんぷんを大量に含んでいるため、アイヌの人たちにとって大変貴重な食料でした。

トゥレプのデンプンのことを「トゥレプ イルプ」とよび、その中の一番粉は、団子やお粥などの日常食ではなく、薬として下痢止めや腹下りの際に水に少し入れて利用されていました。


キハダの木の実

シケレペ(キハダの木の実)

キハダの木の皮は鮮やかな黄色で、煎じて飲むと利尿作用があり、体が温まります。重要な漢方薬のひとつです。

また、胃を病んでいたり、吐き気がするときや腹が痛い時に、煎じて飲んだそうです。

風邪をひいてのどが痛い時、シケレペの実を乾燥させたものを、鍋に入れて黒豆を痛めて真っ黒くしたものと黒砂糖を入れて煎じて飲んだといわれています。


ルイペ

ルイペ

魚を凍らせて食べるルイベという有名な料理法がありますが、もともとは「解ける食べ物」という意味です。

戸外の冷気で冷凍保存しておいた魚や肉が、日昼の暖気で表面がいくらか解け、また凍るの繰り返しのうちに何とも言えないトロリとした味が出てきます。


ポロトコタン内アイヌ民族博物館のご案内

アイヌ民族資料館 ポロトコタン

ポロトコタン内アイヌ民族博物館のご案内

ご紹介した食材や料理は、白老町ポロトコタン内の
アイヌ民族資料館でくわしく知ることができます。
また、一部の料理に関しては、園内の飲食施設で実際に味わうことができます。

<アイヌ民族博物館>
入場料:
大人750円、高校生550円、
中学生450円、小学生300円
ホームページ:http://www.ainu-museum.or.jp/
住所:白老町若草町2-3-4 
電話:0144-82-3914
営業時間:8時45分~17時 
休館日:12月29日~1月5日(8日間)

参考資料と文章の引用 濱岡則子 著・発行 「アイヌ料理入門」