○令和4年度白老町子育て世帯への生活支援臨時給付金支給事業実施要綱
令和4年10月31日
告示第46号
(趣旨)
第1条 この要綱は、コロナ禍における原油価格・物価高騰等を踏まえ、子育て世帯の経済的な負担軽減に向け、臨時特別的な給付措置として実施する、令和4年度の子育て世帯への生活支援臨時給付金支給事業に関し、必要な事項を定めるものとする。
(1) 給付金 前条の趣旨に基づき、白老町(以下「町」という。)によって贈与される子育て世帯への生活支援臨時給付金をいう。
(2) 支給対象者 町長が別に定める基準に基づき、給付金が支給される者をいう。
(3) 一般支給対象者等 中学生までの対象児童に係る支給対象者のうち、以前及び現在の児童手当の受給記録等を基に、町が、給付金の支給の申込みを行う者をいう。
(4) 高校生支給対象者 支給対象者のうち、平成16年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた高校生又はそれに準ずる児童の主たる生計維持者をいう。
(5) 大学生等支給対象者 支給対象者のうち、平成12年4月2日から平成16年4月1日までに生まれた大学生等又はそれに準ずる者の主たる生計維持者をいう。
(6) 新生児 令和4年10月1日から令和5年3月31日までに生まれた児童(9月に生まれた児童を含む。)をいう。この場合において、母子保健法(昭和40年法律第141号)に定める出生後28日未満の児童に限らないものとする。
(7) 新生児支給対象者 新生児を支給対象児童とした児童手当等受給者(本則給付及び特例給付)及び特例給付対象外受給者をいう。
(8) 対象児童等 給付金の支給額の算定の基礎となる児童等で、次に掲げる者をいう。
ア 支給対象者に支給される令和4年9月分の児童手当に係る児童
イ 令和4年9月30日(以下「基準日」という。)において児童手当法(昭和46年法律第73号)に定める特例給付対象外受給者に係る児童
ウ 基準日において支給対象者に養育される高校生
エ 基準日において里親等へ委託され、又は障害児入所施設等へ入所若しくは入院している高校生の施設入所等児童
オ 基準日において支給対象者に養育(地方税法(昭和25年法律第226号)に定める特定扶養親族控除)される大学生等
カ 基準日の翌日から令和5年3月31日までの間に出生した児童(令和4年9月に生まれた児童を含む。)
(給付金の支給等)
第3条 町は、支給対象者に対し、この要綱の定めるところにより、給付金を支給する。
2 前項の規定により支給対象者に対して支給する給付金の金額は、対象児童等1人につき1万円とする。
3 支給対象者が給付金を受給する日以前に町外へ転出した場合は、給付金の支給対象外とする。
(一般支給対象者等に対する支給の申込み等)
第4条 町は、一般支給対象者等に対し、給付金の支給の申込みを行う。
(1) 児童手当口座振込方式 令和4年9月30日時点において町が把握する児童手当振込時における指定口座に振り込む方式
(支給対象者に係る申請受付開始日及び申請期限等)
第6条 支給対象者(新生児支給対象者を除く。)のうち、町が給付金の支給の申し込みを行った者以外の申請が必要となる者に対して支給する給付金に係る町の申請受付開始日は、第3項各号に掲げる申請方式ごとに町長が別に定める日とする。
2 申請期限は、やむを得ない場合を除き、前項の規定により定められた申請受付開始日のうち最も早い日から令和5年3月31日を目途に町長が別に定める日とする。ただし、令和5年4月分の児童手当又は額の改定の認定の請求をした者等への支給の申請については、令和5年4月15日までとする。
(1) 郵送申請方式 申請者が令和4年度子育て世帯への生活支援臨時給付金申請書(様式第3号)を郵送により町に提出し、町が申請者から通知された金融機関の口座に振り込む方式
(2) 窓口申請方式 申請者が令和4年度子育て世帯への生活支援臨時給付金申請書(様式第3号)を町の窓口に提出し、町が申請者から通知された金融機関の口座に振り込む方式
(3) 窓口現金受領方式 申請者が令和4年度子育て世帯への生活支援臨時給付金申請書(様式第3号)を郵送により、又は町の窓口において町に提出し、町が当該窓口で現金を交付することにより支給する方式
4 町長は、第1項の規定による申請があったときは、必要に応じて、公的身分証明書の写し等を提出させ、又は提示させること等により、当該申請者の本人確認を行う。
(新生児支給対象者に係る申請及び支給の方式)
第7条 新生児支給対象者は、新生児出生時に行った児童手当の認定請求又は額改定請求と併せて令和4年度子育て世帯への生活支援臨時給付金申請書(新生児)(様式第4号)により給付金の申請を行った者については、児童手当振込指定口座に給付金を振り込むものとする。ただし、以前及び現在の児童手当受給の記録や他の給付金受給の記録を基に給付金の支給が可能な新生児支給対象者については、町長が、新生児支給対象者に対し、支給の申込みを行う。
(代理による申請)
第8条 代理により前条第1項の申請を行うことができる者は、当該申請者の指定した者であると認められる者その他町長が別に定める方法により適当と認める者とする。
(給付金の支給等に関する周知)
第10条 町長は、令和4年度白老町子育て世帯への生活支援臨時給付金支給事業の実施に当たり、支給対象者及び対象児童等の要件、申請の方法、申請受付開始日等の事業の概要について、広報その他の方法による住民への周知を行う。
2 町長が第4条第3項の規定による支給決定を行った後、令和4年9月30日時点において町が把握する児童手当振込時における指定口座(支給前までに指定口座の変更を届け出ている場合は、当該届出をした指定口座)に給付金として支給を行う手続を行ったにもかかわらず、令和5年3月31日までに指定口座への振込が口座解約、変更等によりできない場合は、本件契約は解除される。
3 町長が第9条の規定による支給決定を行った後、申請書の不備による振込不能等があり、町が確認等に努めたにもかかわらず、申請書の補正が行われないことその他支給対象者の責に帰すべき事由により支給ができなかったときは、当該申請は取り下げられたものとみなす。
(不当利得の返還)
第12条 町長は、給付金の支給を受けた後に支給対象者の要件に該当しなくなった者又は偽りその他不正の手段により子育て世帯への生活支援臨時給付金の支給を受けた者に対し、支給を行った給付金の返還を求める。
(受給権の譲渡又は担保の禁止)
第13条 給付金の支給を受ける権利は、譲り渡し、又は担保に供してはならない。
(委任)
第14条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。
附則
この告示は、示達の日から施行し、令和4年11月1日から適用する。