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水道料金改定のお知らせ

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水道料金の改定について

平成2年4月の料金改定以降、水道料金を据え置いてきましたが(平成23年~基本料金の減額、2段階方式を実施)、令和7年9月支払分(8月末検針分)から、水道料金を26.1%(平均改定率)値上げいたします。

将来にわたって、安心・安全な水道水をお届けするため、料金改定を行うこととなりました。

皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

料金改定の背景・理由

水道事業は、公営企業として「安全で良質な水道水を安定的」に供給することを目的に運営しており、その経営に必要な費用は「独立採算制の原則」のもと、皆様からいただく水道料金によってまかなわれています。

本町の水道をとりまく現状としましては、水道を利用できる区域内の人口(給水人口)は今後減少し続ける見込みとなっており、それにともない給水収益も減少していき、令和8年度以降、必要経費が料金収入を上回る、いわゆる赤字経営となる見込みです。また、現金預金残高も令和8年度で底をつき、以降の事業継続が不可能となる見込みです。

給水収益、現金預金残高が減少し続ける中、水道施設や管路の老朽化は進み、更新や耐震化など投資費用は増加することが見込まれます。

このような状況をふまえ、今後も安定した水道事業の運営に必要となる料金を試算した結果、この度の料金改定を行うこととなりました。

料金改定試算

令和6年12月策定「白老町新水道ビジョン・経営戦略」での試算の結果、令和7年度に48.6%の改定が必要となりました。

試算の結果は次のとおりです。

収益的収支の将来予測(現行料金)

令和8年度以降赤字経営が続き、令和15年には累積赤字額が756,788千円となる見込みです。

収支見込み(改定前).png

現金預金残高の将来予測(現行料金)

現金預金残高は減少傾向となり、令和9年度にはマイナスとなって事業継続が不可能となります。

残高見込み(改定前).png

収益的収支の将来予測(料金改定)

料金改定を行うことにより、令和8年度以降の収益において赤字が解消となる見込みです。

収支見込み(改定後).png

現金預金残高の将来予測(料金改定)

料金改定を行うことにより、現金預金残高は増加し、資金不足とならない見込みです。

残高見込み(改定後).png

水道料金(改定後)

試算結果より、次のとおり水道料金を改定します。

料金改定率

26.1%(平均改定率)

※試算での改定率は48.6%でしたが、町一般会計より財源を補填することにより改定率を縮小し、町民負担の軽減を図ります。

料金表

現行料金と比較して基本料金が396円(税込み)、従量料金が1㎥あたり44円(税込み)増額となります。

料金表.png

月額料金算定例

使用水量別の月額料金例は次のとおりとなります。

料金例.png

新料金適用時期

新料金は、令和7年9月支払分(8月末検針分)から適用します。

参考

白老町新水道ビジョン・経営戦略

水道・下水道に関する計画

白老町上下水道事業運営審議会

白老町上下水道事業運営審議会

町長タウンミーティング

町長タウンミーティングの開催について