趣旨
○ 本町では、地球温暖化対策の推進に関する法律(平成10年法律第117号)に基づき、令和6年3月に策定した「白老町地球温暖化対策実行計画」において、温室効果ガス排出量の削減目標を定めており、省エネルギーに向けた取組として、執務室における働きやすい服装(クールビズ、ウォームビズ)を推進することとしております。また、令和5年6月には、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする目標に向け「ゼロカーボンシティ宣言」を表明しております。
○ 温室効果ガス排出量の抑制のため、町が率先して省エネ型ワークスタイルを励行することで、町民や事業者に対して地球温暖化対策を呼びかけるものであります。
○ 現在、国や北海道では、クールビズとウォームビズの取組を統合の上、個別の期間設定を行わず、通年で職員一人ひとりが判断して、省エネ・節電を強く意識した働きやすい服装で執務を行う「ナチュラル・ビズ・スタイル」を実施しており、本町においても、これまで実施してきた夏季における服装の軽装化(クールビズ)の取組に概ね支障がないと判断されることから、「ナチュラル・ビズ・スタイル」を実施することといたしましたのでお知らせいたします。
「ナチュラル・ビズ・スタイル」の3つのコンセプト
【自然を意識する】
北海道は、季節によって寒暖の差が大きく、一日の中でも昼と朝・晩で温度変化があるので、そうした自然の気温変化を意識しながら、その日に合った服装を選択する。
【TPOを意識する】
職務を行う時(Time)、場所(Place)、場合(Occasion)に合った、人に不快感や違和感を与えない清潔な服装を選択する。
【省エネを意識する】
できるだけ冷暖房に頼らず、自然通風や日射などの自然の力を利用したり、服装の選択による体感温度の調整により、一層の省エネに努める。
実施内容
執務室では、室温にあわせて、暑さをしのぎやすい服装や、体感温度を上げる重ね着のほか膝掛けの利用など、働きやすい服装(以下、「ナチュラル・ビズ・スタイル」という。)で執務を行うことを励行いたします。ただし強制するものではありません。
また、職員以外の出席者が予定される会議や議会等では、次のとおりの対応といたします。
(1)町主催の会議
社交儀礼上、不適当と認められる場合を除き、執務室に準じます。また職員以外の出席者に対して、案内状や会議冒頭で「ナチュラル・ビズ・スタイル」の参加を呼びかけます。
(2)町以外主催の行事や会合、来客等の対応
社交儀礼上、不適切と認められないよう、あらかじめ主催者に当日の服装を確認し、適切に対応いたします。
来客等の対応では、あらかじめ「ナチュラル・ビズ・スタイル」の趣旨を説明し、理解を得られるよう努めることといたします。
実施日
令和7年6月1日より実施いたします。