1 里親制度(アダプトプログラム)とは?
アダプトプログラムは、1985年ハイウエイのゴミ問題が深刻化するアメリカのテキサス州で始まりました。
アダプトとは「養子」という意味で、町民の皆さんが「町内の公共施設(区域)の里親」となり愛情をもってお世話していただくボランティア活動のことです。
(1) 実施要項
詳しくは「白老町公園里親制度実施要綱」のページからご確認ください。
(2) 対象公園一覧
詳しくは「白老町公園里親制度対象公園一覧表」のページからご確認ください。
2 実施する目的は?
里親制度では、身近で取り組みやすく、地域全体のシンボルとして共有化し守り育てていくために「公園及び緑地(以下「公園」という。)」を里親活動の対象としました。
町民の皆さんと協働して快適な環境づくりと環境美化に対する啓発・促進を図りながら、公園づくりを推進することを目的とし、白老町独自の公園里親制度を実施することにしました。
3 既存のボランティア活動との違いは?
既存のボランティア活動は、活動場所を固定化する必要はありませんでしたが、里親制度は活動場所が決まり、同じ場所を継続して活動を続けることができます。
また、活動に必要な用具類の提供・貸与を受けることができ、活動中に発生した事故についてもボランティア活動保険に加入し対応しますので、安心して活動することができます。
これまでも、町内会や多くの個人の方々が自発的に公園の環境美化活動をしていただいておりましたが、是非、この制度を活用していただき、皆さんと協働して快適な環境の公園づくりを推進しましょう。
4 里親の対象となる公園は?
町内には、桜ケ丘公園(運動公園)や萩の里自然公園などのように大規模なものから、街区公園(旧児童公園)や施設が整備されていない公園予定地などがあります。
家族や少人数のグループでも楽しく負担が少なく活動でき、身近に感じられる「街区公園」を主な対象としましたが、公園予定地であっても、地域の実情に応じ里親の対象公園としています。
5 里親になるためには?
里親対象公園の中から活動しようとする公園を決め、里親届を提出し、認められた場合は合意書を取り交わし活動することになりますが、以下の点について留意してください。
活動の条件
- 個人以外で、2名以上のグループ、家族、学校、町内会、商店会、企業、各種団体などであれば可能です。
- 児童、生徒が主体の場合は、安全性確保のため、代表者として大人の責任者(保護者、教諭など)の監督が必要です。
- 同一公園で複数の里親希望があった場合は、双方、了承のうえ活動することも可能と考えています
6 里親の役割は?
公園及び公園周辺の環境美化活動と公園施設の点検・補修等が、主な活動内容となりますが、具体的には以下のとおりです。また、活動前や活動後に活動計画書など所定の書類を提出していただくことになります。
(1) 項目
- 清掃(散乱ゴミ等の収集・廃棄、枝・落ち葉等の収集・廃棄)
- 草刈(除草作業、樹木の手入れ、花壇の手入れ)
- 遊具(遊具の点検、遊具の補修)
- その他(異常発見の通報及び情報提供)
(2) 提出する書類
- 活動計画書
- 会員名簿
- 活動報告書
- 提供・貸与申請書
※活動に必要な資材や用具の提供・貸与を希望する場合に提出していただく書類です。
7 町の役割は?
この制度や里親活動状況などを紹介するため、広報やホームページなどを通じて啓発、広報活動を行います。
里親が行う活動に対し、物品等を提供・貸与することになりますが、町内会、商店会、企業、各種団体などには、一部提供しない物品等もありますのでご了承願います。
里親にはゴミ袋(燃えるゴミ用、燃えないゴミ用)や、草刈に必要な消耗品類(燃料、刈刃など)、その他軽微な補修に必要な資材などを提供しています。
8 申し込みは?
公園里親制度は建設課土木施設グループが担当していますので、お気軽にご相談ください。