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白老町のテレビ電波状況とテレビ難視聴対策について

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1 電波混信状況 


 白老町には、苫小牧局、室蘭局、平取局、静内局、浦河局等、多方向から複数のテレビ電波が到来しています。
 そのため、時季によってそれぞれの電波が干渉し合い、町全体で電波混信が見受けられます。 

 また、山陰等の地理的条件や樹木・立木の影響等により、電波受信が難しい地区もあります。 

 

 

2 電波の混信イメージ

 

 
電波混信の図

 

 


3 鉄南・鉄北地区の電波状況

 

 JR線路を境に電波の混信状況が異なります。

 地上デジタル放送を良好に視聴するためのアンテナの向きについては、以下を参考にしてください。

 

鉄南地区(線路の南側)

 室蘭局又は苫小牧局の電波が良好に受信できます。

 室蘭局からの電波が強いため、電波状況が不安定な方等は、室蘭方向に

 アンテナを向けることをお勧めします。

鉄北地区(線路の北側) 

 室蘭局又は苫小牧局からの電波受信は可能です。

 しかし、一部の難視聴地区においては、電波受信が困難な場合もあります。

 その場合は、地元電気店にご相談のうえ、お近くのギャップフィラー局から

 電波を受信してください。

 


4 白老町のテレビ難視聴対策

 

 当町では、町内のテレビ電波状況の改善を図るため、町内19ヶ所に無線共聴施設(ギャップフィラー局)を

 整備しました。

 

 ○ ギャップフィラーシステムとは

 

 苫小牧放送局からのテレビ電波を受信状況が良好な山頂で受け、そこから難視聴エリアに設置するギャップ

 フィラー局まで光ケーブルでテレビ電波を送り、送信アンテナから無線により地上デジタル放送を再送信する

 仕組みです。

 

 ギャップフィラー局のイメージは下記のとおりで、高さ約15mのコンクリート柱に送信アンテナを設置します。

 

ギャップフィラーの対策イメージ ギャップフィラー受信点 同送信点
ギャップフィラーの対策イメージ ギャップフィラー受信点 ギャップフィラー送信点

 

 ○ システムの特徴

 

 ・送信設備は小規模(小出力)ですが、放送局と同等な電波を送信できます。

 ・微小な出力(20mW以下)により対象地域へのきめ細やかな送信が可能です。

 ・電波の届く範囲は、およそ1km四方です。

 

 ○ ギャップフィラー局からの電波の受け方

 

 ・お近くのギャップフィラー局にご自宅のUHFアンテナを向けてください。

 ・UHFアンテナの取り付け方法を下の写真のように平行から垂直方向に変更してください。

 ※平行のままで受信できるギャップフィラー局もあります。

 ・お持ちのデジタルテレビもしくはチューナーの受信局初期設定を行ってください。

 

平行方向のUHFアンテナ 矢印 垂直方向のUHFアンテナ

     平行方向のUHFアンテナ                        垂直方向のUHFアンテナ

 

 ※お使いのアンテナや配線ケーブル等の老朽化、立木・山陰などの影響で電波の受信が難しい場合が

   あります。アンテナ設置・調整等については地元電気店までご相談ください。

 

 ○ ギャップフィラー局のTVチャンネル設定

 

  NHK総合 NHK教育 HBC STV HTB UHB TVH
白老ギャップフィラー局 36 43 41 45 38 40 42

 

 

5 地元電気店への問い合わせ先

 

                                                ※五十音順です

事 業 者 名 電話番号  住       所 
 小倉電気商会  83-2101  白老町字北吉原168  
 カケムラ電器  85-2444  白老町日の出町1丁目2-15
 シミズデンキ  83-2408  白老町字北吉原81-22
 谷野電設  84-9161  白老町字萩野338-127 
 なかざわ電器  87-3578  白老町字虎杖浜52 
 白電社  82-2051  白老町高砂町1丁目1-55 
 (株)はくねん  82-2439  白老町大町1丁目2-12 
 ヒラマツ電機  82-2058  白老町末広町5丁目9-1
 ベスト電器白老  82-2312  白老町大町3丁目2-1 

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