1 白老町アイヌ施策基本方針
白老町ではアイヌの人たちが多い町として、これまでの町の歴史の基礎を築き上げており、貴重なアイヌ文化の振興は町づくりの施策の一つでもあることなどから、アイヌの人たちの社会的、経済的地位の向上、歴史や文化への理解促進、保存・伝承など総合的な分野において方向性や振興策等を確立するために白老町アイヌ施策振興協議会を設置し、白老町アイヌ施策基本方針を策定致しました。
2 民族共生の象徴となる空間
平成26年6月13日閣議決定!!
本町ポロト湖畔に、国立のアイヌ文化博物館(仮称)や民族共生公園(仮称)が、平成32(2020)年7月のオリンピック・パラリンピック東京大会に合わせ、一般公開されることが正式に決定されました。
(1) 概要
(2) イメージ図
(3) 基本構想のポイント
(4) 基本構想(平成24年7月31日アイヌ政策関係省庁連絡会議にて決定)
(5) 「民族共生の象徴となる空間」における博物館の基本構想(平成25年8月29日文化庁発表)
(6) 「民族共生の象徴となる空間」における博物館基本構想の概要(平成25年8月29日文化庁発表)
(7) 「象徴空間」の整備に向けたロードマップ(平成25年9月11日第5回アイヌ政策推進会議において公表)
(8) 写真で見る「民族共生の象徴となる空間」整備予定地
(9) 「象徴空間」ポスター(町作成)
(10) 「民族共生の象徴となる空間」の整備及び管理運営手法に関する基本方針(平成26年6月13日閣議決定)
(11) 2020年開設予定の象徴空間共生の象徴となる空間(国立の博物館)の名刺データ
本町ポロト湖畔に、国立の博物館等の開設が閣議決定されたことにちなみ、名刺のデータを作成しました。
平成32年(2020)年一般公開に向け、町民の方たちにも幅広くご利用いただき、PRにご協力いただきたいと思います。
3 伝統的生活空間(イオル)の再生について
(1)伝統的生活空間(イオル)の再生とは?
アイヌの人々のかつての生活空間(イオル)の再生と、伝承活動に必要な素材を提供できる自然空間を有し、アイヌ文化の伝承・振興及び理解を図るために必要な機能を備えた空間を整備することをいいます。
(2) 伝統的生活空間(イオル)の再生が求められる背景
平成9年5月に、アイヌ民族文化の振興などを目的とした「アイヌ文化の振興並びにアイヌの伝統等に関する知識の普及及び啓発に関する法律(アイヌ文化振興法)」が制定され、アイヌ文化の伝承・保存、振興を図る新たな施策の展開が求められました。
このような背景のもと、国では「伝統的生活空間の再生」を目指し、北海道においては平成10年に「伝統的生活空間の再生に関する基本構想」を策定し、実施に向け検討を進めてきました。
(3) 白老町の取組み
白老町では、アイヌ民族の貴重な文化の伝承・保存、正しい理解の促進を図るために、北海道ウタリ協会白老支部をはじめとするアイヌ関係団体、行政等18団体による整備促進期成会を組織し、町民一丸となって「伝統的生活空間(イオル)の再生」事業の誘致に取り組んできました。このような経緯のもと、平成14年3月20日、「アイヌ文化振興等施策推進北海道会議」において、白老町のアイヌ文化振興に関するこれまでの活動実績と豊な自然、立地環境が高く評価され、イオル再生事業の先行地域として白老町が選定され、平成18年度より事業を開拓しております。

第1回白老アイヌ民族文化祭(平成14年12月14日実施)
※中核イオルとは…総合情報センターや研究施設、その他伝承活動の拠点となる中核施設をもつイオルのことをいいます
4 白老地域計画 レラコラチ 風のように
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5 イランカラプテでつながろう
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