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ガソリンの容器への詰め替え販売について

更新

令和元年7月18日、京都府京都市伏見区の京都アニメーション第一スタジオ火災を受け、消防法(危険物の規制に関する規則)の一部が改正され、令和2年2月1日より施行されました。
今後、同種事案の未然防止のため、皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いします。

給油取扱所(ガソリンスタンド)の関係者の皆様へ

ガソリン容器の詰め替え販売時には以下の事項が義務化となりました。(令和2年2月1日施行)

  • 顧客の本人確認
    (運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
  • 使用目的の確認
    (既に本人確認がおこなわれている場合や顧客と継続的な取引がある場合など、省略することができる場合があります。)
  • 販売記録の作成

ガソリンを購入する際に本人確認をする様子を表したイラスト画像 1

※ガソリン容器に詰め替えるときの確認等に係るリーフレット、運用等については、以下を参考としてください。

ガソリンを購入される皆様へ

ガソリンを容器詰め替え購入する場合は、ガソリンスタンド側から

  • 身分証明書等による本人確認
  • 使用目的の確認をおこなうことが義務化されました。(令和2年2月1日施行)
  • セルフスタンドでは、購入者自らがガソリンを容器へ給油することは法令により認められておりません。
    (危険物の規制に関する規則第28条の2の4)

ガソリンを購入する際に本人確認をする様子を表したイラスト画像 2

ガソリンの取り扱いについて

ガソリンは危険物です。
取扱いを間違えることで、人命を奪う危険性があることを認識して下さい。
ガソリンはマイナス40度でも気化し、蒸気は広範囲に広がります。蒸気は目には見えず、空気よりも重いため、滞留しやすいです。
引火点もマイナス40度と低く、極めて引火しやすいです。小さな火源でも、火源から離れていても引火するおそれがあります。
携行缶でガソリンを取扱う場合は取扱説明書をよく読み、適正な取り扱いをおこなうほか、以下の点について注意して下さい。

容器について

容器は消防法令に適合したものを使用してください。
灯油用のポリタンクにガソリンを入れることは非常に危険です。

携行缶の写真ポリタンクの写真

保管について

ガソリンは非常に揮発しやすい性状です。
直射日光の当たる場所や高温になる場所で保管しないで下さい。
また、火災が発生すると爆発的に広がるので、長期間または不必要に保管することは控えて下さい。

噴出防止について

ガソリンは揮発しやすい性状のため容器内でも揮発し内圧が高くなります。
その状態でフタを開ける事でガソリンが噴出し、火災に至る可能性がありますので、フタを開ける前にエア抜きをおこなってください。

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