新型コロナウイルス感染症拡大に伴う消毒用アルコールの取扱いについて

消毒用アルコールの取扱いについて

新型コロナウイルス感染症が拡大する中、消毒用アルコールを使用する機会が増えています。

消毒用アルコールに使われるエタノールは消防法で定める危険物に該当します。

エタノールの引火点(火を近づけた場合に着火する最低の温度)は13度前後と、灯油や軽油（引火点40度から45度)より低いことからも、取り扱う際には、注意が必要です。

• （リーフレット）消毒用アルコールの安全な取扱いについて

アルコールを取り扱う際の注意事項

1.  消毒用アルコールの使用に際して、火気の近くでは使用しないこと。
2.  室内の消毒や消毒用アルコールの容器詰替え等に伴い、可燃性蒸気が滞留するおそれのある場合には、通風性の良い場所や換気が行われている場所等で行うこと。
   また、みだりに可燃性蒸気を発生させないため、密閉した室内で多量の消毒用アルコールの噴霧は避けること。
3.  消毒用アルコールの容器を設置・保管する場所は、直射日光が当たる場所や高温となる場所を避けること。
   また、消毒用アルコールの容器を落下させたり、衝撃を与えたりする等しないこと。
4.  消毒用アルコールを容器に詰め替える場合は、漏れ、あふれ又は飛散しないよう注意すること。
   詰め替えた容器に消毒用アルコールである旨や「火気厳禁」等の注意事項を記載すること。

消毒用アルコールの貯蔵について

消毒用アルコールは、消防法で定められた危険物として指定されているものがあり、「第4類アルコール類」として規制されます。

「第4類アルコール類」を一定数量以上の貯蔵する場合は、以下のとおり、届出及び許可等が必要となります。

事前に消防本部予防課へご相談願います。

• 手続きに必要な届出書、および申請書の様式のリンクは以下のとおりです。
  • 少量危険物貯蔵取扱い届出書（様式第18号）
  • 仮貯蔵・仮取扱い承認申請書（様式第1号）
  • 危険物設置許可申請書（様式第2）
• ※許可申請書の他、許可区分に基づく構造明細書の提出が必要となります。必要書類に関しては、消防本部予防課に相談願います。