猫の多頭飼育崩壊ってなに⁇
不妊手術をせず無秩序に猫が増え、飼い主が適正に飼育できる数を超えた結果、経済的にも破綻するほか、飼い主の高齢化や病気により猫の飼育ができなくなることを「多頭飼育崩壊」といいます。
飼い主は猫を最後まで飼わなければなりませんが、多頭飼育崩壊は白老町でも多く発生しております。いま一度ご自身の猫の飼育は適正か確認しましょう。
猫の多頭飼育崩壊を防ぐためには!!
猫は生後6か月で妊娠できるようになり、1回で4から8匹出産します。放置しておくと、どんどん数が増えていきますので、猫を飼うときは不妊去勢手術を最優先におこないましょう。
メス猫の不妊手術費用は1匹当たり2から3万円ほどかかりますが、多数になると費用負担も膨大になります。もちろん、多頭飼育することでエサ代も多額となり、自分の生活が苦しくなる結果になります。
猫の寿命は12から20歳です。最後まで飼えるかよく考えて!!
猫を最後まで飼い続けることは、飼い主としての義務です。もし、飼い主が体調を崩して飼えなくなった場合、猫にとっても不幸ですし、数が多いと新しい飼い主を探すのも大変になります。
もちろん飼えなくなったからといって、飼育を放棄したり、猫を捨てることは動物の遺棄になりますし、結果として野良猫を増やす原因になります。
猫をたくさん飼うのではなく、自分が責任をもって飼える適正な数を、愛情をもって育てるように心がけましょう。