毎年6月は食育をすすめる『食育月間』です!!
「食育」。
一度は耳にしたことがあるかと思いますが、言葉の意味はご存知ですか?
食育とは、生きる上の基本で、知育・徳育・体育の基礎となるものです。
様々な経験を通じて「食」に関する知識と選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることでもあります。
つまり、食育は子どもから高齢者までつづく生涯教育です。
いま図書館では、食育展示をしています! 6月4日(火曜日)から6月20日(木曜日)まで
現在、白老町では、「第2次白老町食育推進計画」(平成30年3月)をもとに、食育に取り組んでいます。
毎年6月は国で定められた食育をすすめる食育月間です。
白老町では、食育の普及啓発だけではなく、ひろく町民のみなさんが「食」について学ぶ機会となるよう、図書館で食育の本の展示をおこなっています。
今年のテーマは「フレイル」
幅広い視点から楽しんで学べる本を紹介しています。
フレイルとは… 年をとって、心身ともに弱くなった状態のことを指します。
加齢に伴う活動量の低下、転倒、骨折、認知症の発症がリスクを高め、フレイルに陥りやすくなってしまいます。
フレイルになってしまうまでには、様々な要因があります。
今回は、フレイルのメカニズムをめくって知る展示で学ぶことができ、フレイルの危険度をチェックできるシートを始めとした、フレイルに関するリーフレットの配布もおこなっています。
また、フレイルには、サルコペニアと低栄養が大きな問題となります。
サルコペニアについては前回のすこやかnewsで紹介しましたが、今回の展示では、低栄養の危険性についても触れています。
低栄養の状態が続くと、認知症のリスクや転倒・骨折のリスクを高め、フレイルに陥りやすくなり、命の危険が高まってしまいます。
メタボじゃなかったら良いわけではないのです。
低栄養。これも、これからは考えていかなくてはいけません。
やせることを理想に思う人も少なくありませんが、肥満でもなく、低栄養の傾向でもない普通が健康でいるためのポイントといえます。
日本肥満学会による肥満度の判定基準に基づき、肥満度を表す体格指数であるBMIは、健診などでも18.5以上25未満は普通体重とされていますが、低栄養傾向をみる基準は、BMIが20以下とされています。
BMIが、25以上あるかたに加え、18.5未満、18.5から20に当てはまるかたがたも、血液検査データと照らし合わせながら、一度、生活習慣を見直してみることが大切です。
BMI = 体重(キログラム) ÷ 身長(メートル) × 身長(メートル)
配布しているリーフレットには、実際にBMIを計算してみることができるシートもご用意しているので、今のBMIを確認して、この機会に、自らの健康を見直してみませんか?
ぜひこの機会に図書館に足を運び、フレイル予防のための食育を実践してみてください。
また、今回は、いきいき4・6、白老コミュニティーセンターでもフレイルについての展示をおこないます!!
こちらにお越しの際も、ぜひお立ち寄りください♪♪
場所 | 期間 |
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いきいき4・6 | 6月24日(月曜日)から6月28日(金曜日) |
白老コミュニティーセンター | 6月25日(火曜日)から6月28日(金曜日) |
※図書館は月曜日休館です。